市発展改革委によると、新春早々、上海は力強い「コンビネーションパンチ」で経済社会の発展に弾みをつけ、好スタートを切った。

1月28日に発表された「上海市における集成創新の強化と持続的なビジネス環境最適化行動方案」（「ビジネス環境最適化6.0版」）は、市場化・法治化・国際化に優れた一流のビジネス環境を構築するため、195項目の施策を提案している。

1月29日に発表された「上海市の信頼回復・需要拡大・成長安定・発展促進行動計画」（以下「行動計画」と略称）は、合計32項目の政策措置を打ち出し、実際の困難を解決するとともに、長期的な発展を図るものである。

青浦区がいかにしてビジネス環境の継続的な改善を図っているのかを見てみよう↓

青浦区：モデル区の行政サービス一体化建設を全面的に推進し、長江デルタ地域で最も優れたビジネス環境を構築する

青浦区は三地域の連携を堅持し、「一網通弁」（オンライン一元化処理）、「対面不要審査」、「最大1回の訪問」といった改革の経験を総括し、呉江、嘉善と共同で作業方案を研究・策定した。三地域の行政サービス一体化建設専門作業チームを設立し、月例会議制度を確立することで、行政サービスの越境的な共通化やデータの相互共有を強化し、行政区域を跨いだ「一網通弁」を一体化モデル区において総合的に集約することを実現した。行政サービスのオンラインルートの構築、オフライン端末の全カバー率の実現、地域を跨いだ通弁（一元化処理）の革新的成果の形成など10項目の重点業務を積極的に推進している。

青浦区は、長江デルタ地域の行政サービス「一網通弁」プラットフォームを活用し、共有チャネルを構築し、積極的に長江デルタ「一網通弁」のユーザーシステムを統合・接続することで、信頼の伝達を効果的に実現し、「ワンアカウントログイン」を可能にした。現在、モデル区の「一網通弁」コーナーには、企業向けサービス92件と個人向けサービス58件が掲載されている。モデル地三地域の「一網通弁」オフライン専用サービス窓口のネットワークを整理・統合し、モデル区「一網通弁」行政サービスマップを形成した。これにより、企業や市民は迅速に検索し、最寄りの専用窓口で異地手続きが可能となり、「一図検索」を実現した。長江デルタ地域一体化モデル区のモバイル端末向けコーナーを新設し、PC端末の長江デルタ地域一体化モデル区「一網通弁」コーナーを基盤として、二省一市のモバイルアプリを活用し、三地域のユーザーシステムを連携させ、三地域の行政サービスをシームレスに利用可能な「指先での処理」を実現した。青呉嘉三地域の市場主体および個人の必要情報を収集し、データ共有を通じて電子証明書を呼び出すことで、スマートフォーム入力、セルフプリント、効率的な受付を実現し、申請者が申請書を対面で提出する際の新たな体験を提供した。これにより、一体化モデル区における省間行政サービス事項のモバイル端末での一元化処理の先行的な探求がさらに推進された。