「海聚智匯」2025年留日博士青浦訪問イベント開催

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2025-06-04

留日の華僑華人博士と長江デルタ地域の科学技術関係者の交流・協力を促進し、共に長江デルタ地域の一体的発展とイノベーション拠点の構築を支援するため、このほど「最先端科学技術エリート集結 起業・イノベーション長江デルタ」——「海聚智匯」2025年留日博士青浦訪問イベントが開催された。40名以上の留日博士がロボット知能、大規模言語モデル応用、新エネルギー材料、ナノ医薬、生命健康などの最先端技術とプロジェクトを持ち、青呉嘉などの地域から来た関連園区、企業、研究機関、投資・融資機関の代表者と交流を行った。

現地では、中国科学技術協会海外人材工作基地(上海青浦工業園区)と日本華僑華人博士協会が正式に協力協定を締結し、今後の科学技術イノベーションと起業協力のための強固な基盤を築いた。日本工学会外国人会員、南方科技大学の郭書祥教授と、同じく日本工学会外国人会員で国立千葉大学工学研究院の魯雲教授が、それぞれ「汎血管インターベンション手術ロボットのエンボディドAI最先端技術と革新的応用」および「環境浄化と新エネルギー材料の研究開発の現状と展望」と題した基調講演を行った。「スマート介護ロボット」「東京ロボット電動カート自動化革命」など8つの革新的プロジェクトに関する路上演説を行った。イベント期間中、留日博士たちはさらに、華為(ファーウェイ)の練秋湖研究開発センターや青浦工業団地の企業を訪問し、交流を行った。

現在、青浦はバイオ医薬品や人工知能などの産業の新たな拠点の形成に全力を注いでおり、優れた立地条件、整った産業基盤、そして革新的な起業環境によって各方面の注目を集めている。今回のイベントは「政策紹介+先端シェア+プロジェクトマッチング」の3つの側面から力を与え、青浦区のイノベーション・チェーン、産業チェーン、人材チェーンの有機的な連携を推進し、留日の華僑華人博士と青浦産業のピンポイントなマッチングを促進し、科学研究協力と起業・イノベーションを推進する。