わら細工、VRボクシング、コンサート鑑賞、青浦のこのイベントは「遊び」を通じて無形文化遺産に新たな趣を加えた

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2025-06-20

6月14日は文化と自然遺産の日である。「声絵角里・無形文化遺産を楽しむ」2025年「文化と自然遺産の日」青浦区非遺宣伝展示イベントが朱家角古鎮で開催された。今回のイベントは「現代生活に溶け込む——無形文化遺産は青春の真っ只中」をテーマとし、「無形文化遺産+音楽+ファッション」という革新的な形式を通じて、伝統技術が現代生活に新たな輝きを放つことを目指している。

イベントでは「長江デルタ無形文化遺産研学ルート」11本を発表し、手作り体験、美食鑑賞、文化探検などを含め、長江デルタ一体化モデル区の非遺の宝物を珠のように繋ぎ合わせた。その中で、青浦は「水郷の匠の心・古き良きものの新たな命」という三つの特色あるルートを提案している――

1.田舎の無形文化遺産手作り・田園の匠の心体験の旅で、Art-Mで土布の染め織りやマコモダケの葉編みを体験する。米楽農園で練塘の伝統菓子を味わう。田舎の趣たっぷりの体験である。

2. 角里の無形文化遺産拾い・船拳山歌の継承の旅で、朱家角古鎮で課植園を散策する。古い街並みの美食を楽しむ。勇ましい船拳を学び、のどかな田山歌を聴く。クラシックな水郷の風情を味わう。

3.工業無形文化遺産探訪・匠の技継承の旅で、龍虎人丹、石版印刷、建築用瑠璃の秘密に迫る。老舗がどのように新たな活力を吹き込まれているかを目撃する。

イベント当日、青浦区文化館と青浦区朱家角成教グループは「無形文化遺産+コミュニティ教育」に関する館校融合共同構築協定に調印し、「無形文化遺産がコミュニティに根ざす」という取り組みを共同で推進した。

青浦区文化館は朱家角成人教育グループと協力し、3つの町の成人学校をモデルケースとして、「行政-学校-社会-企業」の共育モデルを構築している。8つの村・居住区学習拠点をカバーし、船拳、田山歌など5つのコミュニティ無形文化遺産学習チームを育成し、「無形文化遺産がコミュニティに根ざす」という革新的な融合を実現し、人々の身近な場所で継承が根付くようにした。