青浦区と復旦大学が協力して『上海市青浦復旦未来技術研究院』を設立した

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2025-09-05

8月30日午後、青浦区と復旦大学による 上海市青浦復旦未来技術研究院の共同設立に関する協力枠組み協定の調印式 が行われました。

青浦区と復旦大学の共同協議により、上海市青浦復旦未来技術研究院は先端的かつ先導的な分野に焦点を当て、世界に向けて戦略的先導価値を持つ高水準の研究チームや重要な研究プロジェクトを導入します。研究院はリーディング企業との協働を強化し、技術需要を指向とし、市場化、専門化されたチーム運営によって、科学技術成果の転化、イノベーションのエコシステムを構築し、科学技術革新と産業革新の融合的発展を推進し、トップクラスの科学技術イノベーション企業を育成します。研究院は新たなメカニズムやモデルを探求し、高水準のエンジニアリング実施プラットフォームの構築を推進するとともに、復旦大学における新工科建設の拠点を形成します。さらに青浦区の長江デルタにおけるイノベーションハブの建設に貢献し、「大学+地域+産業」「教育、科学技術、人材」の一体的発展の実践モデルを探っていきます。

上海市政府副秘書長の周亜明氏は、技術移転と産業需要に焦点を当て、科学技術成果の転化を加速させ、大学と企業のイノベーションチェーンをつなぎ、「基礎研究+技術ブレークスルー+成果転化+金融支援+人材保障」という全周期型のイノベーション・エコチェーンを構築する必要があると指摘しました。研究院を世界のハイレベル人材の「強力な磁場」とし、長江デルタ地域における科学技術イノベーションの新たな模範とすることを目指しています。

復旦大学の金力学長は、復旦大学が学際的な研究力を統合し、青浦区の主要なハイテク企業と連携して産業チェーンの重要な部分に特化チームを編成し、組織的な科学研究を通じて産業の高度化を推進し、高水準のイノベーション人材を育成していくと述べました。

青浦区党委員会の王平書記は、上海市青浦復旦未来技術研究院をプラットフォームとして、「産学研用」協同イノベーションのエコシステムを形成し、コア競争力を備えた科学技術企業をさらに育成し、資金、技術、人材。データなどのイノベーション要素が長江デルタ地域内で円滑かつ効率的に流通、配置されるよう促進し、上海の科学技術イノベーションセンター建設を支える西部の拠点を築いていくのを期待されています。