2025年世界ボート選手権大会は上海青浦の水郷リビングルーム・方庁水院で開幕
2025年世界ボート選手権大会の開会式が9月21日、上海青浦の水郷リビングルーム・方庁水院で行われた。上海市長の龔正と国際ボート連盟会長のジャン・クリストフ・ロランが出席し、共同で選手権の開会を宣言した。
開幕式では、中外の来賓がスマートロボット「艇艇」が選手と共にオールを漕ぎ進む様子を目撃し、海、陸、空の絵巻を通じてボート競技の力と美を堪能した。その後、青浦の水郷特色が溢れる一艘一艘の手漕ぎ船が、世界各国の参加選手代表を乗せてゆっくりと漕ぎ出し、流動する江南の絵巻を描き出した。選手の入場が完了し、国旗掲揚式を行った。場内のカウントダウンの歓声の中、ウォーターキャノンが一斉に放たれ、選手権大会の開始を告げた。
9月21日から28日にかけて、中国、イギリス、ドイツ、アメリカ、ニュージーランドなど55の国と地域から集まった1203人の選手とコーチが、青浦淀山湖水上スポーツセンターに一堂に会し、23種目の競技で激しい競い合いを繰り広げた。今回の出場選手陣は豪華で、オリンピック金メダリストや世界選手権優勝者などのボート競技スターが集結し、世界に最高レベルの対決を繰り広げた。
今回国際ボート連盟世界選手権大会の開催は非常に意義深く、国際ボート連盟が中国で開催する初の最高レベル大会であるだけでなく、上海で行われる初の障害者と健常者が融合した競技大会でもある。この大会の開催は、中国におけるボート競技の発展をさらに促進し、上海が世界的に有名なスポーツ都市を目指す上での新たなマイルストーンとなるでしょう。青浦区は今回の世界選手権の開催地として、農業、文化、観光、商業、スポーツ、展示の融合を積極的に推進し、「一枚のチケットで楽しむ」便利なサービスを導入し、各地からの訪れるお客様に忘れられない江南の水郷の思い出を創出している。